フウチョウソウ科
花は4数性で左右相称、子房上位で多くは両性、総状花序をつける。
フウチョウソウ科(CapparaceaeまたはCapparidaceae)は双子葉植物の科。世界の熱帯・亜熱帯に分布する草本または木本(一部つる性)、40属900種前後からなる。
日本に自生するのはギョボクだけで、鹿児島県以南に生育する。またセイヨウフウチョウソウ(クレオメ)などが観賞用に栽培され、野生化もしている。香辛料として利用されるケッパー(ケーパー、セイヨウフウチョウボク)もこの科に含まれる。
アブラナ科に近縁で、クロンキスト体系の分類ではともにフウチョウソウ目とする。からし油配糖体を含む点もアブラナ科と共通。またアブラナ科とフウチョウソウ科をともに食草とできるチョウもいる。
花は4数性で左右相称、子房上位で多くは両性、総状花序をつける。雄蕊は4本ないし多数あり、長くてよく目立つものが多い。
葉は単葉または掌状複葉で互生。果実はさく果、液果など。
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クレオメ
花の形はとても変わっていて、オシベが長く突き出し、花弁が周りを彩ります
科属:フウチョウソウ科クレオメ属
園芸分類:非耐寒性春まき一年草
花期:6~10月
花色:白、ピンク、赤紫色
別名:セイヨウフウチョウソウ