ヒノキ科

裸子植物で最大の科です。

ヒノキ科(Cupressaceae)は、針葉樹の科で世界的に広く分布する。27ないし30属、約130~140種が属する、裸子植物で最大の科です。うち17属は1種のみなのだそうです。以前は狭義のヒノキ科とスギ科(または亜科)の2つに分けていたが、現在はこれらを分ける必然性はない(どちらに入れるか確定していない属もありました)としてまとめるのが普通です。
ただしコウヤマキ(以前はスギ科とされていた)は遺伝学的にも大きく異なるので一般に独立のコウヤマキ科とされています。
現在最新の分類であるAPG分類によりスギ科はヒノキ科にまとめられています。これにより30属133種になりました。
植物分類体系は牧野富太郎博士の植物図鑑をはじめ、市販の植物図鑑等(2013年出版)で今でもよく使われていますが、植物の分類体系にゲノム解析による分類の研究が盛んとなり、APG植物分類体系が将来の標準になるようです。
このため、当サイトでは順次移行することとし、旧科名と名称でもリンクできるようにし、変更したことを表記いたします。

花名・名称、写真をクリックして下さい詳細ページにリンクします

メタセコイア・曙杉

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先に化石が見つかって、古い時代に絶滅したものと思われていましたが、1945年に中国の四川省で生きた樹木が発見され「生きた化石」と話題になった。
科属:ヒノキ科(旧 スギ科)メタセコイア属
園芸分類:落葉高木
花期:2~3月
別名:アケボノスギ

ラクウショウ・落羽松

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都立水元公園には380本が植栽され、ラクウショウの森があります。公園内の各所でも見上げるばかりの高木になっています。

科属:ヒノキ科(旧 スギ科)ヌマスギ属
園芸分類:落葉高木
花期:4月
花色:雄花序は黄褐色、雌花は緑色

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園 芸 分 類