ツユクサ・露草 Asiatic dayflower
6~10月にかけて1.5~2cmほどの青い花をつける。
畑の隅や道端で見かけることの多い野草です。
高さは15~50cmで直立することはなく、茎は地面をはい分岐し、上部は斜上して高さ30~50cm。
6~10月にかけて1.5~2cmほどの青い花をつける。
葉と対生して、舟形の苞葉(ほうよう)に包まれた花序を出す。
花は花弁が3枚なのですが、花弁2個は大きく鮮やかな青色で、下の1枚が半透明で目立たないので、花弁は2枚のようにも見えます。若い葉や花を茹でて食べる。
朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという。
アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまう。
花の汁をこすりつけて布を染めたことから、古くはツキクサと呼ばれていました。
月草とは「着き草」の音訳で、色を付ける意味からきているといわれています。
すでに2000年近くも前に、ツユクサの花を摺り付けて衣を染めていました。
【基本データ】
科属:ツユクサ科ツユクサ属
園芸分類:一年草、野草
品種名:ツユクサ
学名:Commelina communis
英名:Asiatic dayflower
漢字表記:露草
花期:6~10月
別名:ボウシバナ
花色:青色など
花の大きさ:1.5~2cm
葉のつき方:互生
原産地:日本など東アジア
草丈:15~50cm
分布:北海道~沖縄
花言葉:小夜曲、尊敬
誕生花:7月6日
ツユクサと付く花:ムラサキツユクサ
撮影:2021/10/05 都立水元公園
撮影:2013/09/06 都立向島百花園
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