キクザキイチゲ・菊咲一華 Altai anemone
落葉広葉樹林の林床などに生育する。花期は3~5月で、白色~紫色の花を一輪つけます。
積雪地では雪解けの斜面などに可憐に咲きます。
花弁に見えるのは5~6のがく片で、花弁はありません。
落葉広葉樹林の林床などに生育する。高さ10~30cm。花期は3~5月で、白色~紫色の花を一輪つけます。
キクに似た花を一輪つけることからこの名が付きました。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、
その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
和名は花がキクに似ていることによります。名前の一部にキクとついていますが、キク科ではなくアネモネの仲間。アズマイチゲによく似ています。
【基本データ】
科属:キンポウゲ科イチリンソウ属
園芸分類:多年草(耐寒性)山野草
品種名:キクザキイチゲ
学名:Anemone pseudoaltaica
英名:Altai anemone
漢字表記:菊咲一華
花期:3~6月
花色:白、淡紫、淡紅、濃紫色
別名:キクザキイチリンソウ、アメフリバナ
生育地:山地の林縁、草地
花の大きさ:2.5~4cm
花のつき方:花茎の先に一個つく
花びら(がく片):8~13枚
草丈:10~20cm
葉のつき方:輪生
原産地:日本、東南アジア
分布:北海道~近畿地方以北
耐寒性:強い
利用法:山野草
花言葉:追憶、静かな瞳、耐え忍ぶ恋
誕生花:――
撮影:2013/03/10 川口市立グリーンセンター
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