エゾエンゴサク・蝦夷延胡索
北海道から東北地方の日本海側に分布し、山地の湿った森林内、林縁部に生えます。
地下茎を横に伸ばして広がる。葉は複葉で3小葉からなる。
草丈は10~20cm。葉は楕円形の小葉3枚からなっています。
花期は4~5月で、茎の上部に総状花序の濃い青紫色の花を咲かせます。
まれに水色や白色の花を咲かせるものや葉が細長い個体もあります。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
和名は、蝦夷に生えることと、地中の塊茎が漢方薬の「延胡索」に似ていることから付けられました。
【基本データ】
科属:ケマンソウ科キケマン属
園芸分類:多年草
品種名:エゾエンゴサク
学名:Corydalis ambigua
英名:
漢字表記:蝦夷延胡索
花期:4~5月
花色:濃青紫色
花の大きさ:15~25cm
別名:――
草丈:10~30cm
原産地:日本、東南アジア
分布:北海道西南部・関東地方以西~九州
耐寒性:強い
主な群生地:北邦野草園
花言葉:妖精たちの秘密の舞踏会
誕生花:――
撮影地:2012/04/15 筑波実験植物園
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