ノウルシ・野漆  

茎や葉を傷つけると有毒の白い乳液が出るのを、ウルシに見立てた名です。

ノウルシ・野漆 茎や葉を傷つけると有毒の白い乳液が出るのを、ウルシに見立てた名です。
ノウルシは海岸や川辺の草地に生える多年生の早春植物。本州から九州・四国に分布する。
杯状花序というのはトウダイグサ科トウダイグサ属に特有のものです。
数個の総包片が合わさってできた「杯状」の総包の中に、1本の雄しべからなる雄花多数と、1本の雌しべからなる雌花を1個が入った「花序」です。
水元公園かわせみの里裏、野草園で咲いています。ただし群生はしていません。

【基本データ】 ノウルシ・野漆
科属:トウダイグサ科トウダイグサ属
園芸分類:多年草(耐寒性)山野草
品種名:ノウルシ
学名:Euphorbia adenochlora
英名:―
漢字表記:野漆
花期:4~5月
花色:(苞葉や腺体)明るい黄色
生育地:湿地、河原
花の大きさ:3mm
別名:――
草丈:30~50cm
原産地:日本
葉の形:長だ円形
葉のつき方:互生
分布:北海道~九州
備考:準絶滅危惧種
花言葉:控えめ、地味
誕生花:――
撮影:2012.04.17 都立水元公園
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ノウルシ・野漆 ノウルシ・野漆

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