マムシグサ・蝮草 Jack in the pulpit
春に地下の球根から茎を伸ばし、2枚の葉と仏炎苞を形成し、その中に花序があります。
湿った林に生える多年草。偽茎(ぎけい:葉の基部が合わさって刀の鞘のようななっている部分のこと)は紫褐色の斑点をもつ。
春に地下の球根から茎を伸ばし、2枚の葉と仏炎苞を形成し、その中に花序があります。
花柄の先に淡緑~淡紫色で、白いすじの入った仏炎苞(ぶつえんほう)を開く。付属体は棒状。
偽茎の色と模様がマムシのそれに似ているために、この名前になりました。
【基本データ】
科属:サトイモ科テンナンショウ属
園芸分類:多年草、山野草
品種名:マムシグサ
学名:Arisaema serratum
英名:Jack in the pulpit
漢字表記:蝮草
花期:4~6月
花色:淡緑~淡紫色
草丈:約1m
分布:北海道~九州
原産地:日本
花言葉:壮大な美
誕生花:――
撮影:2010.05.08 都立向島百花園