ナガボノシロワレモコウ・長穂の白吾木香 Sanguisorba tenuifolia var

花は先の方から基部に向かって咲きます。花弁はなく、白色に見えるのは雄しべ。

ナガボノシロワレモコウ・長穂の白吾木香 ナガボノシロワレモコウ(長穂白吾亦紅)は湿地性の多年草。
茎は太く、葉を根生します。7月~10月に、高さ1mほどの茎を出して花を付けます。
花穂は細い枝ごとにつき、やや太く、白色でワレモコウよりも、やや大きい花をつけます。
枝先に長さ2~7センチの穂状花序を直立ないしは下向きに垂れ、白色の花を多数密につけます。
花は先の方から基部に向かって咲きます。花弁はなく、白色に見えるのは雄しべ。
萼片は4枚で毛がなく、花弁に見えますが花弁はありません。
これが花の色となっています。雄しべは萼片より長く、外側に突き出る。葉は奇数羽状複葉。

【基本データ】 ナガボノシロワレモコウ・長穂の白吾木香
科属:バラ科ワレモコウ属
園芸分類:耐寒性多年草
品種名:ナガボノシロワレモコウ
学名:Sanguisorba tenuifolia var. alba
花期:7~10月
花色:白緑、白色
別名:――
生育地:湿原や湿性の草原
花の大きさ:長さ2~7cm
草姿:立性
性状:野草
草丈:50~130cm
原産地:アジア、ヨーロッパの温帯~暖帯
分布:北海道~本州の中部地方
花言葉:―― 
誕生花:――
撮影:2011.09.10 都立向島百花園 

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ナガボノシロワレモコウ・長穂の白吾木香 ナガボノシロワレモコウ・長穂の白吾木香 ナガボノシロワレモコウ・長穂の白吾木香

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