ウラジロウツギ・裏白空木 Maximowicz's Deutzia
花弁は5枚、雄しべは10本で花糸には翼がある。花糸が長く、花自体もやや細長くて俯いて咲くことが多い。
ウツギ・空木はアジサイ科ウツギ属の落葉低木で、ウノハナ(卯の花)とも呼ばれます。
本種は、旧分類では「ユキノシタ科」とされていました。
葉の裏に星状毛が密生して白く見えるので、「ウラジロ」と呼ばれています。
5~6月に花を咲かせる落葉低木で、ウツギに似ていて、やや枝がやや細いくらいでほとんど判別がつきませんので、葉の裏を確認することでわかります。
花弁は5枚、雄しべは10本で花糸には翼がある。花糸が長く、花自体もやや細長くて俯いて咲くことが多い。
空木(うつぎ)はアジサイ科のウツギ属に属するものだけで、普通、卯の花と呼ばれてるウツギ、マルバウツギ、ヒメウツギなどです。
ところが他の科に属するものでも、葉や花が似ているところから○○ウツギと名前の付く植物はたくさんあります。
アジサイ科ウツギ属のウツギはウツギ、ヒメウツギ、バイカウツギ、サラサウツギ。
スイカズラ科タニウツギ属のウツギはハコネウツギ、タニウツギ、ベニバナノツクバネウツギ、ベニウツギ、ウコンウツギ、ツクバネウツギ、ニシキウツギなど。
ミツバウツギ科のツクバネウツギ。
バラ科のコゴメウツギ、カナウツギ。ドクウツギ科のドクウツギ。フジウツギ科のフジウツギなどウツギの名がついたものが沢山あってまごついてしまいます。
【基本データ】
園芸分類:落葉低木
科属:アジサイ科ウツギ属
品種名:ウラジロウツギ
学名:Deutzia maximowicziana
花期:5~6月
花色:白色
別名:――
分布:全国
木の高さ:2m未満
花びら:5枚
原産地:日本など
花言葉:古風、風情、秘密
誕生花:6月4日
撮影:2017/05/11 越谷アリタキ植物園
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