ユズリハ・譲葉 False daphne
葉は長さ20cmほどで枝先にらせん状につく。花には花被がなく、葉腋から総状花序を出す。
ユズリハの名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから。
その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされ、正月の飾りや庭木に使われる。
若葉がいっせいに伸びたあと、初夏から秋にかけて、古い葉が代を譲るようにはらはらと散る。名前はここからきたもの。
雌雄異株。福島県以南~沖縄地方にかけて、韓国、中国中部まで分布する。高さは10mほど。
葉は長さ20cmほどで枝先にらせん状につく。花には花被がなく、葉腋から総状花序を出す。
【基本データ】
科属:ユズリハ科ユズリハ属
園芸分類:常緑高木
品種名:ユズリハ
学名:Daphniphyllum macropodum
漢字表記:譲葉
花期:5~6月
花色:茶褐色(雄花)
花びら:ない
樹高:4~10m
原産地:日本、中国など
分布:本州福島県以南~沖縄
用途:庭木、公園樹
花言葉:若返り、新生
誕生花:1月6日
撮影:2013.04.18 都立水元公園
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