マロニエ・セイヨウトチノキ Horse-chestnut, Conker tree

花は通常白色で赤い斑点があり、春に咲く。

マロニエ・セイヨウトチノキ 成長すると36mの高さになり、ドーム状の樹冠が形成される。
葉は、各々13cm~30cmの小葉が5~7枚向かい合って付き、7cm~20cmの葉柄を持つ60cm程度の手のひら型となる。
葉が落ちた後に枝に残る葉痕は、7つの「爪」を備えた特徴的な馬蹄形になる。
花は通常白色で赤い斑点があり、春に咲く。
20~50個の小花からなる円錐花序で、高さは10~30cmになる。
それぞれの円錐花序からは、通常1~5個の果実だけができる。
果実は緑色で柔らかいとげのあるカプセル状で、1つの(稀に2つか3つの)トチの実と呼ばれるナッツのような種子を持つ。
トチの実は直径2~4cm、光沢のある茶色であり、底に白色の跡がある。
余談ですが、栃木県の県木は、トチノキです。宇都宮市の県庁前通りは、昔ながらのトチノキの並木があります。
本来、マロニエはセイヨウトチノキのことを指すのですが、マロニエの並木と呼ばれています。
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マロニエ・セイヨウトチノキ 【基本データ】
科属:トチノキ科トチノキ属
園芸分類:落葉高木
品種名:マロニエ・セイヨウトチノキ
学名:Aesculus hippocastanum
漢字表記:西洋栃の木
和名:セイヨウトチノキ
別名:マロニエ、ウマグリ
仏名:Marronnier (マロニエ)
英名:Horse chestnut(馬の栗)
花期:5~6月上旬
花色:淡黄色
花のつき方:円錐花序
花の大きさ:10~30cm
葉のつき方:互生
樹高:20~36m
原産地:南ヨーロッパ
栽培適地:北海道~九州
用途:街路樹、公園樹
花言葉:博愛、贅沢
誕生花:――
撮影:2013.05.12 川口市立グリーンセンター

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