サイカチ・皀莢 Honey locust
長さ20~30cmで曲がった灰色の豆果を、10月に熟す。鞘の中に数個の種子ができる。
本州、四国、九州に分布しています。細かく明るい感じの葉をつけています。
トゲだらけの枝と幹は趣のある姿で、水辺の景観用としてよく植えられています。
幹や枝にはするどい棘が多数ある。川原を好んで生え別名カワラフジキとも言います。
秋には長さ20~30cmで曲がりくねった灰色の豆果をつけ、10月に熟す。鞘の中には数個の種子ができる。
またサポニンを多く含むため古くから洗剤として使われている。
莢(さや)を水につけて手で揉むと、ぬめりと泡が出るので、かつてはこれを石鹸の代わりに利用した。
石鹸が簡単に手に入るようになっても、石鹸のアルカリで傷む絹の着物の洗濯などに利用されていたようです。
葉は食用に、豆果はサポニンを含み、薬用や石けんに使われ、トゲは利尿、解毒剤として利用されました。
【基本データ】
科属:マメ科サイカチ属
園芸分類:落葉高木
品種名:サイカチ
学名:Gleditsia japonica
花期:5~6月
別名:カワラフジノキ
樹高:15m
果期:10月
花色:黄緑色
原産地:日本
分布:本州、四国、九州
花言葉:――
誕生花:――
撮影:2010.09.11 都立水元公園
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