ヒルガオ科
花は5または4数、花冠は漏斗形、高杯形、鐘形などで、つぼみはふつうらせん状にねじれている。
ヒルガオ科 (Convolvulaceae) はナス目に含まれる科のひとつで、
ヒルガオ、アサガオ、サツマイモなどを含む。約50属1200種からなり、熱帯・亜熱帯を中心に世界的に分布する。日本には5属10種ほどが自生する。
草本または低木で、大部分はつる性または茎が地面を這う。葉は互生。
花は5または4数、花冠は漏斗形、高杯形、鐘形などで、つぼみはふつうらせん状にねじれている、1日でしぼむものが多い。子房上位。がくは花後も残る。果実はさく果または液果で、大きい種子(胚乳はない)を含む。
経済的に最も重要なのはサツマイモで、ほかに茎葉を食用にするヨウサイなどがある。
アサガオ、モミジヒルガオ、ヨルガオ(ウリ科の植物ユウガオとは別物)、ルコウソウ、エボルブルス属など、花が美しいので栽培されるものも多い。
アサガオは種子を下剤にするため中国から渡来し、江戸時代に多くの園芸種がつくられた。
植物分類体系は牧野富太郎博士の植物図鑑をはじめ、市販の植物図鑑等(2013年出版)で今でもよく使われていますが、植物の分類体系にゲノム解析による分類の研究が盛んとなり、APG植物分類体系が将来の標準になるようです。
このため、当サイトでは順次移行することとし、旧科名と名称でもリンクできるようにし、変更したことを表記いたします。
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アサガオ・朝顔
棚一面に咲いた朝顔に日本の夏を感じます。「朝顔」の名は文字どおり朝早く咲く花ということに由来。
科属:ヒルガオ科アサガオ属
園芸分類:一年草
花期:6~10月
花色:白、紫、淡紫、ピンク、青、濃青、赤色など