ベニバナ・サフラワー   Safflower

茎や側枝の先端にアザミに似た花をつけます。花は咲き始めは黄色で、咲き進むと紅色に変わります。

ベニバナ・サフラワー 万葉集や源氏物語などにも登場し、古くから染料や薬用植物として利用されてきました。
日本の代表的な染料用ハーブで、江戸時代から紅をとるために栽培されてきました。
現在でも化粧品の色づけに用いられています。
江戸時代中期以降現在の山形県最上地方や埼玉県桶川市、上尾市周辺で盛んに栽培されてきました。
茎や側枝の先端にアザミに似た花をつけます。花は咲き始めは黄色で、咲き進むと紅色に変わります。
葉に鋭いトゲがありますが、トゲのない園芸品種もあります。
桶川市べに花ふるさと館周辺などで観光的にベニバナを鑑賞できます。
また、千葉県長生郡長南町長南の紅染め工房 長福寿寺ではベニバナまつりが6月中旬に行われますが、その前後日ではベニバナを鑑賞できます。

山形県ではベニバナが県花になっており、同県河北町には、「紅花資料館」があります。

【基本データ】
ベニバナ・サフラワー 科属:キク科ベニバナ属
園芸分類:1年草
品種名:サフラワー・ベニバナ
学名:Carthamus tinctorius
英名:Safflower
漢字表記:紅花
花期:5~7月
別名:スエツムハナ、クレノアイ、サフラワー
原産地:東南アジア
花色:黄~赤色に変化
草丈:60~100cm
ハーブ:染料(花)、食用油(タネ)、ドライフラワー、薬
利用部位:花、タネ
保存法:乾燥
タネまき適期:3~4月
花言葉:区別、夢中、情熱、装い、化粧、包容力
誕生花:6月10日、6月11日、8月11日、8月26日
撮影:埼玉県桶川市、2009.06.12 千葉県長生郡長南町

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ベニバナ・サフラワー ベニバナ・サフラワー 飾り罫