カトレヤ（１） Cattleya
洋ランの女王とも言われています。
中南米原産のラン科植物で着生ランです、美しい花を咲かせることからよく栽培され、最も有名な洋ランです。
洋ランの女王とも言われています。名前の由来はカトレアをはじめて咲かせたイギリス人園芸家のカトレイ氏につなんでいます。
日本をはじめ、世界中で作出されている膨大な数のカトレア園芸品種は、イギリス王立園芸協会（ＲＨＳ）に登録されます。
つまりカトレアの園芸品種は、その系統をすべて原種にさかのぼることができます。
これは他の園芸植物にはない大きな特徴の一つです。ＲＨＳ(英国王立園芸協会)のリスト(サンダーズ・リスト)には２万５千以上の交配種が登録されています。
カトレヤは着生植物であり、匍匐茎の節から出る白くて太いうどん状の根で樹皮に張り付くようにして育成します。
根の表面は白いスポンジ状の死細胞からなる組織で覆われ、雨水や着生した樹木の樹皮を伝って落ちてきた水をすばやく吸収し、その後でゆっくりと内側の生きた組織で吸収します。
根の生きた組織は葉緑体を持ち、光合成の能力を持つ。
そのため、表面のスポンジ状の組織が水を吸って光の乱反射が起こらなくなると生きた組織が透けて見え、根全体が緑色に見えます。
【基本データ】
科属：ラン科カトレヤ属
園芸分類：多年草、常緑、非耐寒性、着生植物
品種名：カトレヤ
学名：Cattleya
英名：Cattleya
花期：１０～１月
花色：白、ピンク、紫、黄色、橙色など
別名：カトレア
花の大きさ：４～１８ｃｍ
草丈：２０～１００ｃｍ
原産地：中南米の熱帯・亜熱帯地域
利用法：鉢植え、切り花
参考：温室栽培
花言葉：あなたは美しい、優美な貴婦人、純愛、魔力、成熟した魅力、優雅な女性
誕生花：1月5日、1月13日、3月31日、10月7日、11月10日、12月6日、15日、23日 24日
撮影：2013.11.29 川口市立グリーンセンター
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