エピデンドラム（１） Epidendrum orchid
洋ランの中では育てやすく、ご家庭でも栽培しやすい種類です。
中南米原産の洋蘭で、エピデンドラムという属名は、「木の上」を意味するギリシア語に由来し、木に着生する着生ランであることを表しています。
カトレアに近い属の洋ランで、７００種が南アメリカの原産で、熱帯を中心に広く分布しています。
茎の両側に葉が互生して伸びます。先端から花芽が出て複数の花を付けます。
７００種が南アメリカの熱帯を中心に広く分布しています。
花茎が伸びる品種と伸びない品種の２グループに分けられます。洋ランの中では育てやすく、ご家庭でも栽培しやすい種類ですね。
多数の小さな明るい紫桃色の５弁花が､径１０ｃｍ程度のボール状に咲く。
ひと花の寿命は長くありませんが、上に伸びながら咲き上がるため、開花は長期間続きます。
環境さえよければ、花茎の先に次々と蕾をつくり、半年以上にわたって花が楽しめることもあります。
比較的丈夫で花色も豊富でクリアな花色が魅力的。
エピデンドラムの最低温度は７度です。真冬の窓際などは夜温が下がりますので、夜だけでも部屋の中央に移しておきましょう。暖かい晴れた日には窓辺の室内で日光に当ててください。
【基本データ】
科属：ラン科エピデンドルム属
園芸分類：非耐寒性常緑多年草
品種名：エピデンドラム
学名：Epidendrum
英名：Epidendrum orchid
花期：１～８月
花色：紅、黄、紫、白、桃
別名：エビデンドルム、ボタンホールオーキッド
草丈：５０～１００ｃｍcm
原産地：ブラジル，西インド諸島など
耐寒性：７度以上
利用法：鉢植え、切り花
花言葉：判断力、ささやき、浄福、可憐な美
誕生花：１１月２３日、１月１１日
撮影：2010.01.20 千葉市花の美術館
