外花被片(花弁の付け根)に黄色に青紫の網目、綾目(あやめ)模様が入るのが特徴です。
江戸時代から親しまれてきた宿根アイリス、一般的には紫色ですが、わい性、白や藤桃花、班入りなどの園芸品種がありました。
最近交配種が進み、黄やピンク、赤紫色など、いろいろな色の鮮やかな品種ができています。
草丈が低い三寸アヤメと呼ばれる系統もあります。
古くは「あやめ」の名はサトイモ科のショウブを指した語で、現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれた。
なお、「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句がありますが、
どれも素晴らしく優劣は付け難いという意味ですが、見分けがつきがたいという意味にも用いられます。
【基本データ】
科属:アヤメ科アヤメ属
園芸分類:多年草
品種名:アヤメ
学名:Iris sanguinea
英名:Siberian iris
花期:5~6月
花色:紫、白、藤桃、黄、ピンク、赤紫色、絞りなど
花の大きさ:5~10cm
草姿:立性
草丈:30~60cm
原産地:北半球の温帯域
耐寒性:強い
利用法:花壇、鉢植え、切り花
花言葉:よき便り、神秘的な人
誕生花:5月18日、6月1日、6月6日
撮影:都立向島百花園
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