ハルジオン・春紫苑
上部の枝先に白色~淡紅色の頭花をつけ、つぼみの時は、うなだれます。
現在ではほぼ日本全国に分布、道端、荒地、空き地などに生え、都会を中心に見られる。
北アメリカ原産の帰化植物で、大正時代の中頃に観賞用として日本に入ったと言われている。
また、一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言われている。
茎は中空で、高さ30~90センチになります。
上部の枝先に白色~淡紅色の頭花をつけ、つぼみの時は、うなだれます。
名前の由来はハルジオンを漢字に直すと春紫苑となる。
春に咲く、キク科のシオン(紫苑)という意味。
ハルジオンとヒメジョオンは非常に似ていて区別が難しいが、ヒメジョオンの茎は内部に隋(ずい)が詰まり空洞がないが、ハルジオンの茎には真ん中に空洞がある。
葉の付き方も違い、ヒメジョオンの葉は茎を抱かないが、ハルジオンは茎を抱くように付きます。
花期はハルジオンが4月から咲き始めるが、ヒメジョオンは6月から咲き始めます。
【基本データ】
科属:キク科ムカシヨモギ属
園芸分類:多年草(耐寒性)野草
品種名:ハルジオン
学名:Erigeron philadelphicus
漢字表記:春紫苑
花期:4~7月
花色:白~淡紅色
花の大きさ:3~4cm
別名:ハルジョオン
草丈:30~90cm
原産地:北アメリカ
分布:北海道西南部・関東地方以西~九州
耐寒性:強い
利用法:野草
花言葉:追想の愛
誕生花:12月12日
撮影:2021/04/18 東京都葛飾区西水元水辺の公園
撮影:2019/05/03 都立水元公園