テンダイウヤク・天台烏薬 Evergreen lindera
3~4月に黄色い花を咲かせ、秋には直径1cm程度で黒紫色の実ができます。
テンダイウヤクは中国中南部原産のクスノキ科の常緑低木で雌雄異株です。
独特の芳香を放つ根が胃薬になるとして、薬木として江戸時代享保年間に渡来しました。
東京大学附属小石川植物園の「薬草園」に、雌雄一本ずつが植栽されていました。
3~4月に黄色い花を咲かせ、秋には直径1cm程度で黒紫色の実ができます。
葉は互生し、革質で長さ5~8cmほどの広い卵型で先が尖って、3本の葉脈がはっきりしていて光沢があるのが特徴です。
【基本データ】
園芸分類:常緑低木
科属:クスノキ科クロモジ属
品種名:テンダイウヤク・天台烏薬
学名:Lindera strychnifolia
漢字表記:天台烏薬
花期:3~4月
花色:黄色
葉のつき方:互生
別名:――
樹高:1~3m
原産地:中国中南部
花言葉:――
誕生花:――
撮影:2017.04.04 文京区東京大学附属小石川植物園