ベニバナノツクバネウツギ・紅花衝羽根空木 Glossy abelia var. sanguinea
特徴的なのは、萼(がく)が5枚の萼片からなることです。
ツクバネウツギと同様、花の根元側5~10mmの部分は、実は子房で、花の一部であるかのように見えます。
特徴的なのは、萼(がく)が5枚の萼片からなることです。
花が咲く時からすでにある萼は、花が落ちても枝に残ったままです。
萼片もツクバネウツギに比べて赤紫色が強くなっています。
分類上は、衝羽根空木(ツクバネウツギ)の変種とされています。
この萼片が羽子板の羽根「つくばね」に似ていることから、ツクバネウツギとなったと言われています。
【基本データ】
園芸分類:落葉低木
品種名:ベニバナノツクバネウツギ
学名:Abelia spathulata Sieb. & Zucc. var. sanguinea Makino
漢字表記:紅花衝羽根空木
花期:4~6月
花色:淡紅色
花の大きさ:2cm
別名:――
樹高:100~500cm
原産地:日本
分布:関東地方~中部地方の標高1000~2000mの山地
花言葉:謙譲、長い友情
誕生花:6月17日
撮影:2012/04/29 筑波実験植物園
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