モクレン・シモクレン Magnolia
新葉が出る前に、暗い紫紅色の花が咲く。花は枝先に卵を立てたような形で、上向きに開く。
春、新葉が出る前に、暗い紫紅色の花が咲く。花は枝先に卵を立てたような形で、上向きに開く。
よく枝分かれする樹形が美しい。花が白いハクモクレンに対して、シ(紫)モクレンとも呼ばれます。
小型で樹高3~5m程度。
葉は互生で、広卵型、長さ8~10cm、先は尖る。
花期は春(4~5月頃)。
花は濃い紅色から桃色で、花弁は6枚、がくは3枚、雄しべと雌しべは多数が螺旋状につく。
上品な強い芳香を放つ。ハクモクレンとは異なり、花びらは舌状で長い。実は赤い。
庭木、公園樹として中国、日本だけでなく、北米やヨーロッパ諸国で広く栽培されている。
移植は困難であり、株分けによって殖やす。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)では国花に指定されている。
青空にモクレンが咲き出すと、やっと寒い冬から春になった感じがします。
【基本データ】
科属:モクレン科モクレン属
園芸分類:落葉小高木
品種名:モクレン・シモクレン
学名:Magnolia liliiflora
漢字表記:木蓮、木蘭
花期:3~5月
花色:暗紫紅色
花びら:6枚
別名:シモクレン、ハネズ、モクレンゲ
樹高:3~5m
原産地:中国
花言葉:恩恵、自然への愛
誕生花:1月8日、4月15日、7月4日
撮影:2013/03/23 川口市立グリーンセンター
撮影:2013/03/19 花と緑の振興センター
撮影:2010/04/26 都立向島百花園
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