キンモクセイ・金木犀(1) Fragrant olive
小さいオレンジ色の花を無数に咲かせ枝いっぱいに黄色くなります。
モクセイ科常緑小高木、主に庭木として観賞用に植えられています。
秋になると、どこからともなく甘い香りがしてくるのでキヨロキヨロしてみると、金木犀が咲いていました。
キンモクセイは、葉の付け根に小さいオレンジ色の小さな花を密集して咲かせ枝いっぱいにオレンジ色になります。
花の大きさ約5mmほどと小さく、4枚の花びらをもつ可憐でかわいらしい花です。
花期は10月のみで意外と短い。花が散った後、地面がオレンジ色に染まる様子も趣深い。
咲き始めは鮮やかなオレンジ色であるが、徐々に薄くなり、やがて散っていく。
また、街路樹などにも使われていて花よりも香りを楽しんでいます。
我が家の庭にも植えていますが、少し開花しただけでも、家の中にいても強い甘い香りがわかります。
日本には雄株しかないので果実を見ることはできません。
【基本データ】
科属:モクセイ科モクセイ属
園芸分類:常緑小高木
品種名:キンモクセイ
学名:Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus
花期:10月
漢字表記:金木犀
花びら:4裂する
花の大きさ:直径5mm
花のつき方:対生
原産地:中国
花色:橙黄色
樹高:400~600cm
栽培適地:本州~九州
用途:庭木、公園樹
花言葉:高貴な人、謙遜 、真実、陶酔
誕生花:10月1日 10月6日 10月7日 11月2日 11月24日
撮影:2011.10.06 都立神代植物園、葛飾区内自宅
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