ムスカリ(1) Grape hyacinth

花色は鮮やかな青紫色だが、近年白、コバルト色なども見られる。

ムスカリ 花茎の先にベル形の花を穂状(すいじょう)に連ね、下から順に咲き、群生させるとブルーのカーペットのようになります。
花房の形がブドウのように見えるので、英名はグレープ・ヒアシンス。よく見るのはアルメニアカム種です。
名の由来はギリシャ語のムスク(moschos)であり、麝香(じゃこう)のことである。
花色は鮮やかな青紫色だが、近年白、コバルト色なども見られる。
花弁はあまり開かない。球根は数年くらい植えたままでも差し障りないが、できれば秋に掘り上げるとよい。
病虫害もあまりなく栽培しやすい植物である。早春を彩る花として絨毯のように多数を植え付けると効果的である。
日本には30数年前ごろから市場に出回り、近年人気品種となって、各地の公園などでごく普通に見られる。

【基本データ】
ムスカリ 科属:ユリ科ムスカリ属 
学名:Muscari spp. 
別名:グレープヒアシンス 
花期:3~5月
花色:青、白、藤桃、黄緑、象牙色など 
草姿:立性 
草丈:10~30cm 
園芸分類:秋植え球根
原産地:地中海沿岸~西南アジア
花言葉:寛大な愛、明るい未来、通じ合う心、失意、失望
誕生花:1月30日、2月21日、2月26日、3月7日
撮影:2013/04/04 国営昭和記念公園

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