バイモ・貝母 Persian fritillary , black Persian lily

春ごろ、淡緑色の控えめな花で、よく見るとくすんだ緑色の網目模様が入ったような小さな花が下向きに咲きます。

バイモ・貝母 バイモ・貝母は春の茶花の代表的な花です。
漢字で「貝母」と書き、変わった名前ですが、地中の鱗茎がちょうど貝殻をぴったりと合わせたような形なのでこう呼ばれているそうです。
バイモ(ベルティキラタ種)。アミガサユリとも呼ばれています。
中国では漢方薬として用いられていました。
春ごろ、淡緑色の控えめな花で、よく見るとくすんだ緑色の網目模様が入ったような小さな花が下向きに咲きます。
繊細かつ上品な趣があります。
細い葉の先がくるんとぜんまいのように巻いて、和花でありながら、モダンな雰囲気があります。

【基本データ】 バイモ・貝母 科属:ユリ科フリチラリア属
学名:Fritilaria spp.
別名:フリチラリア、ハルユリ、ハハクリ、テンガイユリ
漢字表記:貝母
園芸分類:秋植え球根
花期:3~5月 
花色:黄、橙赤、淡緑、チョコレート、赤紫、藤桃色など
草姿:立性
草丈:30~60cm
利用法:花壇、鉢植え、切り花
原産地:北半球の温帯域
花言葉:人を喜ばせる、努力、威厳
誕生花:2月24日、3月29日、4月25日、5月7日、6月11日
撮影:2013.03.26 都立向島百花園

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