カクテル・バラ
花色は明るい赤色で底が黄色、赤から黄色に変わるグラデーションが鮮やかで美しい。
バラは樹形から、木立ち性(ブッシュ・ローズまたは木バラ)、半つる性(シュラブ〔S〕・ローズ)、つる性(つるバラまたはクライミング・ローズ〔CL〕)の3タイプに分けられます。
つるバラは自立しないで枝を壁や塀などにからめて生長します。つる状のバラの総称。
主なものに、アンジェラ、アンクルウォルター、カクテルなどがあります。
モダンローズ、オールドローズ、シュラブローズもツルバラの中に含まれます。
つるバラは他の木立ち性や半つる性バラよりも開花が早く、それだけ長く鑑賞できます。
カクテルはつるバラのなかでも人気品種でよく栽培されています。
花色は明るい赤色で底が黄色、赤から黄色に変わるグラデーションが鮮やかで美しい。
花は丸弁の一重咲きで、10~20輪の房咲きになります。
四季咲き性で花が繰り返し咲き、長期間楽しめます。
丈夫で育てやすく、耐病性に優れているため良く知られており、初心者向きです。
冬に切り詰めてもよく咲き、枝が太くならないため、様々な誘引や仕立て方ができます。
フェンス、アーチ、ポール仕立てに向いています。
名女優ロミー・シュナイダーに捧げられました。
フランス・メイアン・1957年作出
【基本データ】
科属:バラ科バラ属
系統:HT ハイブリッドティ
品種名:カクテル
学名:Rosa hybrida
英名:Cocktail
花期:5~10月
花色:赤、黄色
花の大きさ:10~15cm
園芸分類:つる性低木
別名:コクテール
樹高:10~600cm
作出:フランス/メイアン/1957年
栽培適地:全国
利用法:庭木、鉢植え、切り花
花言葉:愛、無邪気
誕生花:10月11日(つるバラ)
撮影:2023/04/25 埼玉県三郷市栄
撮影:2018/05/11 都立神代植物園
撮影:2009/05/01 京成バラ園、都立神代植物園
写真をクリックしてください拡大表示されます。