ミカン科
花は両性まれに単生、放射相称、多くは４または５数性で、集散あるいは総状花序または単生してつきます。
ミカン科（Rutaceae）は双子葉植物の科で約１５０属、９００種。常緑～落葉、高木～低木までありほとんどが樹木（一部草本）の状態で存在し、温帯から熱帯に分布しています。日本には約８属１２種類くらいが分布しています。
葉は互生まれに対生または輪生し普通有柄で托葉がなく、羽状複葉あるいは３出複葉となるが、単葉のものもあります。
花は両性まれに単生、放射相称、多くは４または５数性で、集散あるいは総状花序または単生してつきます。花に芳香のあるものも多い。
精油を含み芳香（異臭の場合もある）があります。
ミカン科の柑橘類（ミカン属、キンカン属、カラタチ属などのグループ）は果樹として非常に重要であるとされ、サンショウ、コブミカン、オオバゲッキツなどは、香辛料として用いられる。キハダ、ゴシュユ、ヘンルーダなど薬用に用いられたものや、ミヤマシキミなど有毒植物もある。観賞用に栽培されるものとしてボロニア、ゲッキツなどがある。また、アゲハチョウ科のチョウの食草としても知られています。
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サザンクロス
ピンクや白色の花は５裂して開く星形の花が南十字星を思わせる
科属：ミカン科クロウエア属
園芸分類：半耐寒性常緑低木
花期：５～１１月
花色：ピンク、白色
別名：クロウエア
ヘンルーダ・コモンルー
草本の多いハーブの中でミカン科のハーブは珍しいといえます。
科属：ミカン科ヘンルーダ属
園芸分類：常緑性低木
花期：６～７月
花色：黄色
別名：ルータ、ルー、ルーダ草（そう）
ボロニア・ヘテロフィラ
葉にさわやかな柑橘系のかおりがあり、小輪の花を小枝いっぱいに咲かせます
科属：ミカン科ボロニア属
園芸分類：半耐寒性常緑低木
花期：３～５月
花色：赤、黄、紫、白色
レモン・檸檬
紫色のつぼみを付け、白ないしピンクで強い香りのする５花弁の花を咲かせる
科属：ミカン科ミカン属
園芸分類：常緑低木
花期：４～５月
花色：紫～白色
