ミヤコワスレ・都忘れ(1) Gymnaster
素朴で控えめな花を咲かせ、紫も美しいので和風の庭の下草に好適です。
キク科ミヤマヨメナ属の植物。
別名:野春菊(ノシュンギク)、東菊(アズマギク)。
素朴で控えめな花を咲かせ、紫も美しいので和風の庭の下草に好適です。
山野に自生する日本原産のミヤマヨメナを改良した園芸種です。
高性種とわい性種があります。花形はヨメナに似ています。
簡素な美しさが好まれ徳川時代から栽培され、愛好家の多いミヤコワスレです。
開花期は5~6月頃で花色は紫青、青、白、ピンクなど多種に渡ります。
茶花や切り花用としても人気が高い。花色は濃紫色が一般的ですが、白やピンクなどもあります。
名前の由来は、承久の乱にて佐渡に流された順徳天皇がこの花を見ると都への思いを忘れられるとの話によるとされています。
この由来によって花言葉は「別れ」や「しばしの憩い」などといわれています。
ここ数日の暖かさでミヤコワスレも元気になってきたようです。色づきがよくなりました。
【基本データ】
科属:キク科ミヤマヨメナ属
園芸分類:多年草
品種名:ミヤコワスレ
学名:Gymnaster savatieri
英名:Gymnaster
漢字表記:都忘れ
花期:4~6月頃
花色:紫青、青、白、ピンクなど
草丈:20~50cm
原産地:日本
別名:ミヤマヨメナ、野春菊(ノシュンギク)、東菊(アズマギク)
花言葉:強い意志、別れ、しばしの憩い
誕生花:4月2日、4月21日、6月23日
撮影:2012/05/13 都立向島百花園
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