>ヌマトラノオ・沼虎の尾(1) Fortune loosestrife
湿地や小川沿いなどに生えるということで、どっぷり水に浸かった場所ではありません。
名の由来は花序の形が虎の尾に似ていて、沼地に生えるためですが、湿地や小川沿いなどに生えるということで、どっぷり水に浸かった場所ではありません。
都立水元公園グリーンプラザ裏手にある「水辺の野草園」で7月上旬から開花が予想されています。
数年前からボランティアの手によって管理され、ヌマトラノオ自生地として200平米くらいの場所に密集し群落を形成しています。
花の大きさは直径5~6㎜で、かなり小さく繊細な感じがします。
7月、これらの花が一斉に開花し白い絨毯を引きつめたようになり見事な風景になります。
7月中が見頃の期間ですので、早めに鑑賞見学されることをおススメします。
オカトラノオはグリーンプラザ野草園で鑑賞できます。
ヌマトラノオはオカトラノオより少し遅く開花するようです、
オカトラノオは虎の尻尾のように花穂が垂れています。
ヌマトラノオは花穂が直立することで簡単に区別できます。
【基本データ】
科属:サクラソウ科オカトラノオ属
園芸分類:多年草
学名:Lysimachia fortunei
品種名:ヌマトラノオ
漢字表記:沼虎の尾
英名:fortune loosestrife
花期:6~7月
花色:白色
草丈:40~70cm
原産地:朝鮮半島、中国
生育場所:湿地、池
分布:在来種/本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、ベトナム
花言葉:平静
誕生花:6月20日
撮影地:都立水元公園
撮影日:2011/06/28
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