>クガイソウ・九蓋草・九階草
茎の先端に穂状になる長い総状花序をつけ、淡紫色の多くの花をつけます。
日当たりのよい草地に生える多年草。
花期は7~8月。茎の先端に穂状になる長い総状花序をつけ、淡紫色の多くの花をつけます。
花序は長さ10~25cmになり、花序軸には短い毛が散生します。
花冠は長さ5~6mmになり、先端は4浅裂し、裂片の先端はややとがっています。
雄蕊は2本あり、花冠から長く突き出る。果実は蒴果で長さ2.5mmの卵形になります。
茎に輪生する葉が層になってつくので、九蓋草、九階草の名があります。
葉は一箇所から3~8枚出て輪生しているので、花姿の似ているヌマトラノオと区別できます。
【基本データ】
科属:ゴマノハグサ科クガイソウ属
園芸分類:多年草
学名:Veronicastrum sibiricum subsp. japonicum
花期:6~9月
漢字表記:九蓋草、九階草
草丈:50~120cm
花色:淡紫色
葉のつき方:輪生
原産地:日本、韓国、中国
花言葉:――
誕生花:――
撮影:2010.06.24 都立向島百花園