サガキク・嵯峨菊 Saga Chrysanthemum

濃赤色、桃色、白色、黄色などの花が10月から11月に開花します。

サガキク・嵯峨菊 日本には中国から奈良時代に薬草として渡来し栽培されていました。
鎌倉・室町時代から鑑賞用として嵯峨菊や伊勢菊などさまざまな園芸種が生まれ、
さらに江戸時代には伝統的な古典菊と呼ばれる江戸菊、肥後菊が作り出されました。
嵯峨菊は、京都嵯峨御所・大覚寺境内にある大沢の池の島に生えていた野菊を、
嵯峨村の農民が培養し、嵯峨天皇のご高覧に供したと伝えられています。
日本で最も古い歴史を持った古典菊です。
濃赤色、桃色、白色、黄色などの花が10月から11月に開花します。
花弁は1~2mmと細く、箒状の花形になっています。
立ち寄せ、中組み、高組み、低組み等の咲き方があります。

【基本データ】 サガキク・嵯峨菊
科属:キク科デンドランセマ属 
園芸分類:多年草
品種名:サガキク
学名:Chrysanthemum grandiflorum cv.Saga
漢字表記:菊 
花期:9~12月
花色:白、黄、オレンジ、ピンク、赤など 
草姿:立性 
草丈:30~150cm 
原産地:交配種(原種は東アジア)  
耐寒性:強い  
利用法:花壇、鉢植え、切り花
花言葉:愛情、真の愛 
誕生花:9月30日、10月1日、10月14日、11月3日、12月9日
撮影:2018.11.01 新宿御苑
撮影:2012.11.10 都立向島百花園

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飾り罫

各 種 菊