ネコヤナギ・猫柳(1) Rosegold pussy willow
銀白色に覆われた花穂が柔らかな日差しに輝くさまは早春の風物詩です。
a
銀白色に覆われた花穂が柔らかな日差しに輝くさまは早春の風物詩です。
枝先に銀白色の絹毛に覆われた、しなやかなネコの“しっぽ”の先に似た花序がつく。
花序は新葉が出る前に伸びて、花を咲かせる。
都立水元公園は水郷の景観がみられますが、早春に川辺で穂の出る姿は美しいものですね。
他のヤナギ類の開花よりも一足早く花を咲かせることから、春の訪れを告げる植物とみなされています。
銀白色の毛で目立つ花穂が特徴的であり、「ネコヤナギ」の和名はこれをネコの尾に見立てたことによる。
雌雄異株で、茶褐色の冬芽がはがれて、白い絹毛が上向きに現れます。雄株は紅色のやくが割れて黄色の花粉を出します。
【基本データ】
科属:ヤナギ科ヤナギ属
園芸分類:落葉低木
品種名:ネコヤナギ
学名:Salix gracilistyla
漢字表記:猫柳
花期:3~4月
花色:雄花序は紅~黄色に、雌花序は赤茶色
別名:カワヤナギ、エノコロヤナギ
樹高:0.5~3m
花びら:ない
葉のつき方:互生
原産地:日本、中国など
栽培適地:北海道~九州
用途:庭木、護岸樹、花材、樹皮は薬用
花言葉:率直、自由、思いのまま
誕生花:1月23日、2月5日、2月12日
撮影:2013/03/10 川口市立グリーンセンター