ヤナギ科
葉は単葉で葉柄があり、一般に互生する。托葉は発達するが早落性のものもあります。
ヤナギ科 (Salicaceae)は、ヤナギやポプラなどを含む双子葉植物の木本からなる科。北半球の暖帯から寒帯に5属約400種が分布する落葉性の雌雄異株の高木または低木です。
葉は単葉で葉柄があり、一般に互生する。托葉は発達するが早落性のものもあります。
花は単性で、雌雄異株。無花被で(ただし花の根元に苞がある)、雌蕊1本または雄蕊1~2本からなり、尾状花序をつくる。虫媒花(ヤナギ属、オオバヤナギ属)または風媒花(ヤマナラシ属、ケショウヤナギ属)。
果実はさく果で、熟すと裂開して綿毛に包まれた小さな種子を多数だす。種子は柳絮(りゅうじょ)と呼ばれ、風に乗って散布されます。
樹皮や葉にサリシン(サリチル酸の配糖体)を含んでおり、医薬品としてのサリチル酸の研究もヤナギから始まったものです。
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イヌコリヤナギ・犬行李柳
由来は、コウリヤナギと花姿や色が似てるが、枝が曲がっていて行李の材料にならず、役に立たないという。
科属:ヤナギ科ヤナギ属
園芸分類:落葉低木
花期:3~4月
花色:葯は紫紅色
別名:コウリヤナギ
ネコヤナギ・猫柳
銀白色に覆われた花穂が柔らかな日差しに輝くさまは早春の風物詩です。
園芸分類:落葉低木
花期:3~4月
花色:雄は紅~黄、雌は赤茶
別名:カワヤナギ、エノコロヤナギ
フリソデヤナギ・振袖柳
湿った場所で見られるヤナギで、早春から銀色の毛に包まれた大きな花芽がつく
科属:ヤナギ科ヤナギ属
園芸分類:落葉低木
花期:3~4月
花色:雄花序は紅~黄色に、雌花序は赤茶色
ポプラ
北海道大学のポプラ並木が有名、水元公園は約200本が植栽され独特の景観
科属:ヤナギ科ハコヤナギ属
園芸分類:落葉高木
花期:3~4月
花色:雄花序は紅
別名:セイヨウハコヤナギ