ユニークな花(3)
その神秘的な花姿はこれも花なのかと思うような形が多くあります。
ユニークな花姿を楽しめる植物を五十音順に掲載しています
花名・名称、写真をクリックして下さい詳細ページにリンクしますクマガイソウ・熊谷草
名前の由来は、源平合戦の武将、熊谷直実が背負っていた母衣(ホロ・矢除けの布製の袋)に似ていることから呼ばれています。
花弁は細い楕円形で緑色を帯び、唇弁は大きく膨らんだ袋状で、白く、紫褐色の模様がある。唇弁の口は左右から膨らんで狭まっています。
一般的な花のイメージではなく、これも花ですか? と言う感じの花ですね。
【基本データ】
科属:ラン科アツモリソウ属
園芸分類:多年草(耐寒性)山野草
花期:4~5月
花色:白~ピンク色
花の大きさ:3~4cm
ケマンソウ・タイツリソウ
花茎一本に花が最大で15輪ほど釣り下がって咲き、あたかも鯛が釣竿にぶら下がっているように見えるため、「タイツリソウ」の名がつきました。
一度に鯛がこんなにたくさん取れたら嬉しいですね。
花の先端の白いところに雌蕊と雄蕊が隠れていて、昆虫が、この白いところにぶら下がると開いて花粉を付けて受粉ができるようになっています。
【基本データ】
科属:ケシ科コマクサ属
園芸分類:多年草
花期:4~6月
花色:ピンク、白色
サギソウ・鷺草
花の形がシラサギの飛ぶ姿に似ていることから由来しています。
花の名前は鳥や他の植物や建築物に似ていることから付けられている事が多いですね。
白鷺とは、ほぼ全身が白いサギ類の総称。飛んでいる姿はとても優雅です。
【基本データ】
科属:ラン科ハベナリア属
園芸分類:春植え球根
花期:7~8月
花色:白色
花の大きさ:3cm