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ヒメアカタテハは、チョウ目タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。
アカタテハに似たタテハチョウで、世界各地に広く分布する。
前翅の先端は黒地に白の斑点、前翅の中央部には橙色地に黒の斑点があります。
畑、公園、野原など開けた場所で見られ、都市周辺から高原まで広く分布する。
素早く飛び、いろいろな花で吸蜜する。移動性が高く、夏から秋にかけて、温暖地から寒冷地に向かってどんどん分布を広げる。
アカタテハが黒褐色が強いのに対し、ヒメアカタテハは橙色が強い。
触角の先端が白いのはタテハチョウ科に共通する特徴です。
花以外にも樹液や獣糞、腐果に来るアカタテハに対し、本種は花以外には集まらない。
幼虫または成虫で越冬しますが、寒さに弱いので温暖な地域でしか冬越しできない。
幼虫の食草は、ヨモギ、ゴボウなど。

【基本データ】
分類：チョウ目タテハチョウ科
学名：Vanessa cardui
英名：Painted Lady
漢字表記：姫赤立羽
別名： 大きさ：（前翅長）２５～３３ｍｍ
時期：４～１１月
分布：本州・四国・九州・沖縄
食草：ヨモギ、ゴボウなど