つる植物には、草本(草本性つる植物 (vine))も木本(木本性つる植物 (liana))もあり、木本になるつる植物のことを藤本という場合もあります。
つる植物であれば、背の高くなる植物に支えられることで高く伸びるので、自らが支持のための組織に投資する量が少なくてすむ。
草地であっても、つる植物は他の植物の上を覆って、広い範囲を占めることが可能になります。
つる植物の材の特徴として、引っ張りに強いことが挙げられます。
一般の樹木のように直立するわけではないから左右に曲がってもかまわないが、長さの割には細い茎で、高い枝で体を支えながらそれ以下の部分を引っ張らなければならない。
そのため、材には細長い縦方向の繊維が多い。また、材の主要な構成要素は道管であり、茎が細いことは水をくみ上げる点では不利です。
そのため、つる植物の茎では道管が太い例が多い。
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