暖かくなってくると水生植物も活発になり、みる機会も多くなります。
水生植物といっても決まった定義はなく、水中で生育するオニバス、ホテイアオイなどと水辺を好むチョウジソウ、
ハンゲショウなどと様々です。
水中生活と言っても、完全に水中だけで生活するものは多くない。
根元が水中に浸っているだけのものを湿地植物または湿生植物、根が完全に水面下にあり、茎や葉が水中から水面上に伸びるものを抽水性植物(抽水植物)、葉が水面に浮かんで、その表面が空気に触れているものを浮葉性植物(または浮遊植物)と言う。
植物体が、完全に水中にあるものを沈水性植物と言い、狭い意味ではこれを水草という場合もある。
しかし、沈水生植物であっても、花は空気中で咲かせるものが多い。また、条件次第で空気中に葉を出すものもあります。