オオゴマダラは、チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科に分類されるチョウの一種。
白黒のまだら模様が特徴的な大型のマダラチョウで、蛹が金色になることでも知られています。
前翅長7cm前後、開長は13cmに及び、日本のチョウとしては最大級です。
翅(はね)は白地に黒い放射状の筋と斑点がある。ゆっくりと羽ばたきフワフワと滑空するような飛び方をします。
その飛び方と羽の模様が新聞紙が風に舞っているように見えることから、『新聞蝶』と呼ばれることもあります。
東南アジアに広く分布し、日本では喜界島、与論島以南の南西諸島に分布しています。
オオゴマダラの幼虫はキョウチクトウ科のの毒草、ホウライカガミ及びガガイモ科のホウライイケマの葉を食べて育ちます。
【基本データ】
分類:チョウ目タテハチョウ科
学名:Idea leuconoe
英名:Tree Nymph Butterfly
漢字表記:大胡麻斑
大きさ:13cm(羽全開帳)
時期:1年中観察可能、羽化後数ヶ月
分布:鹿児島県喜界島・与論島以南の南西諸島
食草:キョウチクトウ科のの毒草
撮影:足立区生物園