花や葉、タネに独特の芳香があり、古くから魚料理やピクルスの風味付けに欠かせないハーブ。
タネはミネラルが豊富で、おもに魚料理やピクルス、菓子など料理に広く使えます。
若葉は、おもにサラダやマリネに、葉を酢に漬けたディルビネガーは北欧やヨーロッパ中央部の調味料で、料理に多用されています。
【基本データ】
科属:セリ科イノンド属
園芸分類:1~2年草本、ハーブ
学名:Anethum graveolens
和名:イノンド・蒔蘿
収穫期:随時(葉)、8月(タネ)
花期:5~7月
原産地:地中海沿岸~アジア西部
草丈:60~100cm
花色:白、黄色
草姿:木立性
耐暑性:ふつう
耐寒性:強い
利用部位:全体
利用法:スパイス(タネ)、料理、ビネガー(花、葉)、観賞、薬用(タネ)
保存法:乾燥、冷凍(葉)
花言葉:知恵
誕生花:12月26日
撮影地:2009/06/16 水元公園ハーブ園