学名に「救う」の意味があり、「長生きしたければ5月にセージを食べなさい」ということわざがあります。
単にセージと呼ぶ場合代表種のコモン・セージやガーデンセージを指しますが、沢山の仲間があります。また、サルビア属以外で○○○セージと呼ばれるものがあり、観賞用サルビアでセージの名前がついているものが多数あります。花の名前だけではハーブなのか判断できない場合があります。
抗酸化作用があり、老化防止を期待できる。観賞用サルビアの近縁種で、葉にツンとした香りと、ピリッとした辛みがあります。葉は乾燥させると香りがより強くなり、料理に用いると肉や魚の臭みをとり、風味が残ります。また、ソーセージづくりでは欠かせないスパイスです。
茶には鎮痛・鎮静作用がありますが、妊婦は大量に飲まない方がよい。
花のない季節にも庭の彩りとなり、黄班のゴールデンセージや、新芽が紫色になるパープルセージや、赤、淡黄、緑に発色するトリカラー・セージは美しい。
【基本データ】
科属:シソ科アキギリ属
園芸分類:多年草または常緑性の低木、ハーブ
学名:Salvia officinalis
和名:薬用サルビア
花期:5~11月
収穫期:周年
利用部位:葉、花
利用法:スパイス、茶、ポプリ、クラフト
保存法:乾燥
原産地:ヨーロッパ南部
草丈:30~80cm
花色:白、淡赤、赤、淡黄色
草姿:木立性
耐暑性:ふつう
耐寒性:弱い
花言葉:家庭の徳、家庭的、家族愛
誕生花:5月9日 6月20日 10月4日 10月13日 10月25日 11月5日 12月18日
購入先紹介:HERB GARDEN 蒼
撮影地:足立区都市農業公園
撮影日:2009/07/24
カメラ:Canon EOS 30D