イソギクとは、秋の海辺を飾る野生ギク(キク属の自生種)キク科キク属の植物の1種で庭にも植えられています。
磯の菊ということからイソギク(磯菊)の名があります。
多年草で地下茎を出して株立ちになる。葉は楕円形から倒楕円形で、大きく丸い鋸歯が入る。
葉は厚く、表は緑色だが、裏側は白い毛が密生します。
花期は10~11月頃、多数の頭花を散房状につける。
花は筒状花のみで舌状花はない。つまり外側に花びら状の花が並ばない。
野草として千葉県~静岡県、伊豆諸島の海岸に自生していますが、園芸種として各地で栽培されています。
【基本データ】
科属:キク科キク属(イソギク属)
園芸分類:多年草
品種名:イソギク
学名:Chrysanthemum pacificum
漢字表記:磯菊
花期:10~12月
別名:イワギク(岩菊)
花色:黄色
生状:山野草、園芸種
花の大きさ:約5mm
草丈:20~40cm
葉のつき方:互生
草姿:立性
分布:千葉県~静岡県、伊豆諸島の海岸
原産地:日本(固有種)
参考:海岸に自生する野生菊
花言葉:感謝、清楚な美しさ、大切に思う
誕生花:10月10日、11月17日
撮影:2017.12.06 葛飾区内自宅
撮影:2013.11.29 川口市立グリーンセンター