マメ科(1)
マメ科の植物は、葉が羽状複葉になるものが多い。
マメ科 (Fabaceae) は、被子植物に含まれる分類群の1つでいわゆるマメの仲間。科の階級に置くことが多いが、下位の3分類群を科にする見解もある。豆状の果実と種子をつくることを特徴とします。種子植物のなかではキク科、ラン科に次ぐ大きな科で、有用植物が非常に多い。
マメ科の植物は、葉が羽状複葉になるものが多い。また「就眠運動(夜になると葉柄や小葉の根元(葉枕)で折れ曲がり葉が閉じること)」をするものもある。オジギソウでは触れただけで同じような運動を起こす。托葉があり、葉と同様に大きくなるもの(エンドウ)、蜜腺になるもの(ヤハズエンドウ)、とげになるもの(ハリエンジュ)などもあります。
つる植物になるものも多く、茎が巻き付くものと巻きひげを発達させるものがある。草本も木本もあり、また立派な樹木になるものも含まれます。
花は左右対称になる傾向がある。マメ亜科は独特の形を持っており、蝶形花という。雌しべは平らで、熟すると2つに割れ、中に1列におさまる種子を放出するものが多い。いわゆる「まめ」の形である。例外はネムノキ・オジギソウなどで管状花になっています。
種子には胚乳はなく巨大な子葉が栄養分を蓄えている。
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